■藤原岳2001.03.16 No.99(穏やかな顔をした藤原岳)
穏やかな天気に恵まれました。こんな時もあっていいでしょう！先週は、天候が冬型に逆戻りして、花には全く出会えず、避難小屋で背中を丸めてカップ麺を食べていました。そんわけで、花に飢えていたのか、早くシャッターを切りたくて指がウズウズとしていました。しかし、花はまだ早いようで、ゲットできたのは、セツブンソウとフクジュソウでした。予定していたミスミソウは、残念ながら、見つけることができませんでした。やはり、坂本の鉄塔の所まで行かないと、駄目なようですね。次週に期待しましょう。
６合目で咲き出したセツブンソウ
小さな小さなセツブンソウをうまく撮るには、奴らの高さまでレンズを降ろさないと駄目ですね。この写真は、デジカメのものですが、本番はやはりカラーリバーサルフィルムになります。そうなると、一眼レフカメラを使うことになり、この一からのぞき込むには、アングルファインダのお世話になります。今日は、セツブンソウのことがあったので、こっそりと撮影バックの中に、アングルファインダを忍ばせてありました。
６合目のフクジュソウ
フクジュソウは山頂部でも、日当たりの良いところでは、ポツポツと咲き始めているのですが、まだまだ数が少なく、群生する様子を納めることはできませんでした。これも次週に期待しましょう。
向こうに見えるのは伊吹山と白山
本日は天候に恵まれ、遠くに伊吹山、白山、御嶽山を望むことができました。これは、展望丘からの眺めです。笹がすっぽりと雪に覆い隠されているので、気持ちよく山頂の往復ができました。穏やかな日は、是非とも展望丘に行きたいものです。
雪の残る御池岳
最後に、偶然にも「鈴鹿の山風」さんのお友達と避難小屋前で出会いました。坂本谷から入山し、土倉岳と奥ノ平へ行き、それから藤原に来られたそうです。健脚ですね。私の実力では、時間をかければ走破できるかもしれませんが、できれば、真の谷あたりで一泊したいところです。昨年の９月に、鞍掛−鈴北−御池−藤原と歩き、自分の限界を感じました。
それでは皆さん。次週も藤原岳で会いましょう。私は、例のごとく、カメラをぶら下げてウロウロとしています。