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 鎌ケ岳 2001.1.13 NO.094

 新春第2段は、鎌ケ岳にしました。鈴鹿のおもだった山を、それぞれの季節に全部登ろうとすると大変ですね。花の季節になると、花を中心に山行計画が決まってきます。しかし今は花がなく、天候を見ては思いつきで、歩いています。というわけで、今週は、鎌ケ岳ということです。今週は少し冬型がゆるみ、先週の雪も解けたようですが、週末から寒波が来て気温が下がり、天候も曇りとなりました。

霜柱

*子供の頃は霜柱はどこでも見られてのですが、最近は地面がアスファルトで被われていて、なかなか目につきません。

 雪はなかったのですが、気温が低く霜柱をザクザクと踏みながら登り始めました。天候も下り坂だったので、登山者も少なく、宮妻キャンプ場の駐車場も閑古鳥が飛んでいました。鎌ケ岳へは御在所側が表玄関で、宮妻からはいるカズラ谷コースは登山者は少ないと思います。私を含めて3台の車がありました。下山途中のソロの男性には、岳峠手前ですれ違いました。今朝は8時半まで寝ていて、出発が遅れ、登りはじめが11時半です。マイペースですね。気にしない気にしない。しかし、冬場は日没が早いので、行動時間が制約されるので、カズラ谷道の往復になりました。
 このコースは、最後の水場はまでは植林帯を進みます。展望もなく、所々、花崗岩のザレた掘り割りの中を歩くので、夏場は風通しが悪く、えらさばかりが印象に残ります。しかし、えらかった分は確実に高度が上がっているということですね。最後の水場で小休止し、ツララをぼきっと折って、ぺろぺろとなめました。これもまたなつなしい味がします。
 ここを過ぎると、尾根に出て、ところどころ展望が利くなど、変化が出てくるので、また新たな気持ちでがんばれます。

鎌ケ岳山頂

 最後の水場を過ぎると、登山道は雪をかぶっていて、山頂に行くにつれて積雪も増えていきます。山頂で10センチくらいでした。この日は気温が低かったので、雪が氷っていて、靴で踏むとバリバリと調子のいい音を立てくれます。下界の日常生活では味わず、心なしか優越感を感じます。
 この日のタイムは、車から山頂まで、2時間20分でした。平均的なタイムですね。風はなく、誰もいない山頂で、遅い昼食タイムとなりました。しかし、しっかりと着込まないと、すぐに体温が下がっていきます。この日は、元祖カップヌードルで決めてみました。ばかうま!と小さな声でつぶやきました。

 雪をかぶった鎌尾根

 カズラ谷方面に鞍部まで降りると、アイゼンをつけ万全の備えをしたご夫婦と下会いました。たぶん水沢峠から鎌尾根を来たのでしょう。私もこのコースは好きなので、年に一度は歩くことにしているのですが、積雪期は歩いていません。風のない日に一度は歩いてみたいものです。

 この日のコースタイム

 宮妻キャンプ場の駐車場 11:30

 最後の水場       12:40(小休止)

 岳峠下         13:40

 鎌ケ岳山頂       14:00(30分)

 宮妻キャンプ場の駐車場 15:50

雪花にかすむ雨乞岳

この氷、水割りに手頃だと思いませんか?

1月14日(日曜日)
 今日は、朝から寒波の到来です。鈴鹿の山も昨日の静けさとは対照的で、雪雲にすっぽりと被われています。下界からは雪化粧をした山肌が見え隠れしていました。それでは、来週の竜ヶ岳を楽しみに。

2001.1.14 by 隊長

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