フォトクラブ(最新情報)
|
|||||||
|
|||||||
■藤原岳 2000.12.29 NO.092 20世紀(ちょっと大げさ)最後の登山となりました。つまり、本年度の登り納めということです。年の始まりと最後は、この藤原岳に登ることにしています。ご覧のとおり、この日は大陸の移動性高気圧にすっぽりと被われて、穏やかなの冬の1日となりました。冬の斜光線が雪化粧をした山にコントラストを出しています。空気も澄んでいて、真っ白に雪化粧をした伊吹山はもとより、遠くには南アルプスや御岳山がはきりと見えました。山頂部の積雪は平均して約30センチくらいで、雪質はサラサラで、気持ちよく歩けました。しかし、1ヶ月ちょっと原稿書きをしていたので、足腰がなまっていて、何度も雪に足を取られて転倒しました。しかし、雪の上にどたんとこけるのもいいものですね。
手前が天狗岩で向こうが御池岳 やはり、この年末の忙しい時期に、山に来る人は少ないですね。この日は10人くらいの人が入山したようです。聖宝寺コースから入ったのは、私達が初めてだったようです。雪は登山道入り口からあり、長命水からの登りは、凍結していて滑りやすく注意が必要です。6合目からは登りもきつくなり、目印のテープを頼りに斜面をラッセルして進みました。
真っ白に雪化粧をした伊吹山 この日は、8合目からの冬山登山道には踏み後がなく、私たちが最初で、新雪を踏んでルートをつけながら登っていきました。膝まではまるので、ラッセルは大変ですが、雪が真っ新なので気持ちがよい。風に巻き上げられた雪の粉が、冬の斜光線にキラキラと光る様は、ほんとに絵になります。カメラを取り出してじっくりと構えたいところですが、本日は仕事を忘れて雪と戯れることに専念しました。
山行紀もこれで、NO.092になりました。切りのいいところで、100まで行きたかったのですが、なにも焦ることはないでしょう。山はどこにも行かないのですから。
|
|||||||
Photo Club Think Walk
|