■御池岳・鈴北岳2000.8.20 NO.079 4人
(コグルミ谷−ボタンブチ−丸山−鈴北岳−鞍掛峠)
低気圧の接近で悪天候が予想されたのですが、下山完了までなんとか天気が持ちこたえてくれました。感謝!感謝!
久しぶりのコグルミ谷です。国道306号線が土砂崩れで閉鎖されてから、片側交互通行ながらも開通し、このルートを利用できるようになりました。春の花の時期にはお勧めのコースです。しかし、夏場は落葉樹の葉が日の光を遮り、鬱蒼とした感じになります。途中、長命水で口を潤し、一気にカタクリ峠(白船峠からの出合)を目指しましょう。
登山口にフシグロセンノウがあったくらいで、あとはイラクサくらいですね。この時期には花は期待できません。
真の谷出合を経て、丸山の案内を見てから登りに入ります。春にはバイケイソウ、ニリンソウ、カタクリ、フクジュソウ、セツブンソウなど、藤原で見られる草花のほとんどが揃っています。しかし、このあたりのオオイタヤメイゲツは立派なものですね。
ボタンブチへは、多少とも笹が刈り込まれていて以前ほど苦労しなくていいようですね。しかし、丸山から直接ボタンブチを目指すルートがあるみたいです。こちらの方が笹が低いようなので、次回は是非とも挑戦したい。ボタンブチではガスの切れ間から鈴鹿山系の深部の様子が手にとるように見渡せます。高度感もあり抜群の眺望といってもいいでしょう。イブキトリカブトが咲き始めていました。天気の良い日にもう一度撮影に来たいと思います。
ガスに追われるように丸山を通過し、鈴北岳を目指しました。登山道もよく踏まれていて、高原の散歩といった感じです。残念ながらこの時期はあまり花はないのですが、ドリーネやカレンフェルトが点在し、地形的な変化を楽しめます。
出会った人:夫婦1組、ベテランのおじさん1人
聞いた話: ベテランのおじさんからクマさんの話を聞きました。
皆さん、撮影協力ありがとうございました。次回もお願いします。