歩人倶楽部 最新情報
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霊仙山 2000.7.9 NO.067 Photo
Club Part2
■8:45醒ヶ井から入り林道終点で車を降りる 登山道に入りしばらく進むと榑ケ畑の廃村に出ます。朽ち果てた家や、家の建っていた石垣を見ていると当時の生活の様子が偲ばれます。この石垣にはたくさんのユキノシタがたくさん付いていて、花が満開になっていました。 ■9:00一合目カナヤの売店 この廃村を過ぎたあたりにカナヤがあります。今での現役で営業している山小屋で、売店はすごくシンプルにできています。下の写真見てね。
汗フキ峠なので汗を拭いただけで落合の廃村に向かいました。しかし、なぜ汗フキの拭はカタカナなのかな?ここから落合まで下り坂で、登山道というよりも使われなくなった林道といった感じの道を、そばを流れる渓流のさわやかせせらぎの音を聞きながら、軽快に下っていきます。登るのではなく下るのです。これは何を意味するか考えなくてもいいでしょう。 ■9:40落合 軽快にとばしたおかげで、30分で落合の廃村に到着しました。廃村といっても、家並みはよく手入れされているようで、村の入り口の家には人の気配があり、中を見るとおじいさんが電気カンナで柱を削っていました。挨拶には快く答えてくれました。そうです、電気は来ていますね。しかし、よく見ると家並みはひと昔前のもので、素人目に見ると文化財として保存する価値があるのではないかな。 ■9:50今畑口 落合の集落を過ぎたあたりに、今畑口の登山道入り口の案内板があります。アスファルトで舗装された道に座ってまずは水分の補給です。本日の気温は高く、氷らせたペットボトルの水も半分が融けていました。先ほどの電気カンナの音が人気のない森に響いています。この整備されたアスファルトの道もやがては手入れしなくなり、廃道になるのかなと思うと、寂しくなりますね。
■11:15笹峠 30分は背丈くらいの笹こぎが強要されます。油断すると踏み後を失ってしまいます。もう一度、通りたいとは思いませんでした。しかし、所々に開けたところがあり、苔むした石灰岩が印象的ですね。見晴らしもよく休憩するにはちょうどいいのではないでしょうか。笹峠という名にふさわしい峠ですね。しかし、笹原を抜けると、急な登りにさしかかります。登山道には遮るものはなく、展望は抜群で、足下にはたくさんの花が咲いています。この時期は、ホタルブクロ、ヒメフウロ、キリンソウはいたるところにあります。しかし、石灰岩特有のごつごつした道は大変歩きにくく、おまけにいたるところにあるアザミの棘が、チクチクを痛く感じます。 ■12:30近江展望 この展望からは、西南尾根と山頂付近のピークが展望できます。
■13:45最高点
■14:00山頂
■14:20経塚山
■16:00林道終点
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