藤原岳 1999.11.23(祝)

 

 今年の夏の災害で、坂本谷が土石流に飲まれてしまいました。春、花を求めて毎週にように通っているのですが、来年は花を楽しめるでしょうか?登山道はどうなったのでしょうか?

 

 

 9:40 西藤原駅出発

 駅の周辺は閑散としているのですが、聖宝寺周辺は、もみじ祭りのおかげで観光客も多くて賑わいを見せていました。春は登山客がメインなのですが、この時期は紅葉祭りの観光客が主役のようですね。

 このあたりの、標高は100メートルくらいですね。ということはまともに1000メートル登ることになります。やっぱり大変だわ!この山は!今年も、藤原に始まり、藤原で締めくくりとなりそうですね。年末の豚汁登山を楽しみにしましょう!

 

 10:40 4合目の紅葉


 

 4合目を過ぎると少し登りも緩やかになります。このあたりは落葉樹林なので、夏は日陰になり、春と秋は色を楽しめるところです。緩やかな登りは、心にゆとりができ、山歩きも楽しむことができます。

 8合目に雲林院さんが待っていました。何でもビールを5本飲んだとか。

 12:30 避難小屋

 

 8,9合目の登りはきついですね。何度登っても慣れることはなさそうです。今日は、清水隊員は遅れ気味だったのですが、雲林院さんが脱落してから、言葉も出なくなってしましました。

 風がなかったので、山小屋のお世話にはなりませんでした。この季節になると暖かいものが美味いですね。山小屋では、すき焼きをしていたようで、食欲を刺激するにおいが山頂付近に漂っていました。カップラーメンではこのにおいに負けてしまいます。今度は豚汁で、一発決めたろか!

 

 13:20 山頂

 いつもはここはパスするのですが、今日はここが目的だったので、行ってみました。やはり山頂だけあって、360度の展望は抜群です。曇天ではあったのですが、ガスがなかったので、なんとか鈴鹿の山並みを見ることができました。ここから見る治田峠から竜ヶ岳にかけての眺望は奥も深く、現時点の高度感を実感できるポイントです。本日は治田峠越えも考えていたのですが、このまま引き返すことにしました。またの機会に。
 紅葉も終わり赤茶けた山頂付近の景色に中に、真弓の赤が目立っていました。昔、この木で弓を作ったのでこの名前が付いたそうです。

 今日は、みなさん転びましたね。みなさんは尻餅で済んだけど、私は一回転しました。久しぶりの回転でした。大回転にならなくてよかったです。根っこが抜けるなんて!根性のない根っこでした! サブー!