朝明−根の平−杉峠−雨乞岳−武平峠 1999.10.17(日)
   隊長、西島、藤本 歩行時間 7時間  天気抜群によし

 やはり遠かったこのコース。しかし山歩きの醍醐味を十二分に楽しませてくれした。おかげで、ページを作るだけのパワーが残りませんでした。とりあえずは写真を楽しんで下さい。

 やはり歩行時間が5時間を超えると、スタミナが問題になりますね。皮下脂肪はみなさん持ち合わせているみたいだけど、スタミナと脂肪分はあまり関係がないようですね。日々の鍛錬がスタミナを生み出すのかもしれませんね。せっかくの大変すばらしいコースだったので楽しんで歩けるようにみなさんスタミナをつけましょう。


まだ紅葉は早かったけど

 朝明ヒュッテの駐車場を8時10分にスタートし、予定より少し早く1時間10分で、根の平峠に到着しました。駐車場に着いたときは谷沿いに吹き抜けてくる強い風の行く先を案じたのですが、峠についたときには穏やかな秋の様相になっていました。しかし、5分も休憩すると体の方も冷え始めます。この根の平峠はこのあたりを散策するキーポイントになっていますね。このルートは古くは千草越えと呼ばれ、杉峠を越えて滋賀県の永源寺町甲津畑に至る古道だったそうです。この峠をタケ谷の方に5分ほど下ると上水晶谷へと分岐してしばらくすると登山道右脇に杉の巨木があらわれます。下の写真をご覧下さい。


杉の巨木の前で

 その後20分ほど進むと上水晶谷にでました。この谷をつめていくと国見峠に出ます。そしてしばらく進むと愛知川の本流に出合、これに沿って進むとコクイ谷の出合にでる。この谷を進むと武平へ抜けることができます。このあたりは、平坦な林間の道で、清流の音を聞きながら歩きを楽しむことができます。愛知川本流を渡りさらに進んでいくと左手に雨乞が木の間から見え隠れする。杉の古木があちこちに見られる。本命の杉峠の杉はまだ見えません。しかし、人工の石造物の跡が林の中にあらわれました。これが話に聞く、鉱山の飯場の跡なのでしょうか。あとで聞いた話によれば、これは当時鉱山で栄えた村の跡だったそうです。どんな暮らしが営まれていたのでしょうか?


鉱山飯場の跡

 やっと杉峠に到着しました。古木の木肌の白、秋晴れの空の青のコントラストをうまく映すことができました。これもクールピクス950の威力でしょうか。


杉峠の杉

 杉峠の標高は約1000メートルです 。ここから約30分ほどで高度を200メートル上げることになります。もうすでに4時間くらいは歩いているので、この登りはたいへんこたえました。雨乞で記念撮影を済ませ、展望の良い東雨乞へ向かいました。天候が良かったのでここで昼食休憩1時間をとりました。


東雨乞で

これは東雨乞から七人山を見たところです。紅葉には少し早かったですね。しかし、天候には恵まれました。


七人山の紅葉