このコースは武平が出発地点になっているので、標高差はあまりないが、山が深いため距離がある。登りにかかる時間と下りにかかる時間の差があまりないことに気づく。本格的な登りは七人のコルからの30分くらいで、登り下りともに同じようなペースで歩くことができる。 所要時間 ------------------------------ 武平-コクイ谷分かれ道(50分) コクイ谷分かれ道-七人山のコル(1時間) 七人山のコル-東雨乞岳(30分) 東雨乞岳-雨乞岳(20分) 登り:2時間40分 下り:2時間 -------------------------------------- 武平-コクイ谷分かれ道(50分) 登山口は武平峠トンネルの滋賀県側にある。滋賀県側は駐車スペースが限られているので、満車の時は三重県側に停める。ここからは御在所の山頂と鎌ヶ岳は見えるが、雨乞岳は見えない。いくつかの支流を越えしばらく行くと沢谷に入る。さらに沢谷を行くと、コクイ谷への分岐点につく。ここは左にコースをとり、コクイ谷へと進んでいく。 コクイ谷分かれ道-七人山のコル コクイ谷は時々、ガレや高巻きがでてくるが、水量の豊富な沢の音を聞きながら少しずつ高度を上げていく。このあたりは山の奥深さを感じるところが多い。このあたりで目立った花は、ヤマトリカブト(カワチブシ)とサワギクくらいですね。ホトトギスがもう少し見られるといいのですが。 七人山のコル-東雨乞岳 でました、鈴鹿名物クマザサくん。とにかく突っ込むしかないでしょう。登山道が浸食のためかなり掘れているので、クマザサドームという感じですね。何も見えません。こんな時は背の低い方が有利ですね。
東雨乞岳山頂は展望がよいので、昼食休憩をとりたかったのですが、風がきつくて長く止まれませんでした。鎌ヶ岳、御在所、国見岳、釈迦が岳を滋賀県側から見ることができます。これらの山ごしに伊勢湾も見ることもできますが、後ろを向くと琵琶湖が見えてきます。 東雨乞岳-雨乞岳 行きも帰りも20分くらいかかります。背丈の低い笹原ですが、所々に石が隠れているので注意が必要です。
山頂の景色はあまりよくありません。そのおかげで風を避けることができ、ラーメンが作れました。天候さえ穏やかであれば、東雨乞岳でゆっくりとしたいものです。
この写真を見ると根の平が見えていますね。根の平から雨乞岳までが約3時間かかります。朝明から根の平までが1時間20分なので、4時間20分で雨乞岳に行けますね。これを往復するとなると時間的には日帰りが可能ですが、問題はスタミナですか?武平に下山すればいいコースですね。また今度考えます。 |