(中村さんと下見登山) このコースは車が2台必要になります。1台は蒼滝下の駐車場、もう1台は朝明ヒュッテ前の500円駐車場です。車の搬送するには約20分かかりました。 さて、本日の登山ですが、条件はあまり良くありませんでした。日中は晴れる予定だったのですが(平野部は大変良い天気だったようですが)、秋雨前線の影響かどうか解りませんが、入山から30分もすると雲の中に突っ込んでしまいました。それっきり、藤内小屋まで視界が回復することはありませんでした。 所要時間 ------------------------------ 朝明ヒュッテ−根の平峠(1時間30分) 根の平峠−国見岳(1時間30分) 国見岳−藤内小屋(2時間) 藤内小屋−蒼滝(40分) -------------------------------------- 朝明ヒュッテ−根の平峠(1時間30分) いくつもの砂防堤を越えていきます。今日は増水していたので、ジャボンジャボンと水の中を歩く羽目になりました。靴も浸水して、あまり気持ちよくありません。途中から沢を離れ、30分もすると峠に到着します。織田信長が鉄砲で撃たれたことで有名みたいですね。この辺までは犬の散歩道みたいですね。雨が少し小降りなってきたのですが、笹が雨に濡れていて、カッパを脱ぐことができません。ゴアテックスは蒸れはしないのですが、やはり暑いですね。 ポンチョ中村
根の平峠−国見岳(1時間30分) ここから少し登りがきつくなってくる。花崗岩の上を歩くことが多いので、ちょっと歩きにくいですね。徐々に高度が上がってくると展望も開け、県境稜線からの眺めは大変よろしい。(ちなみにこの日は視界がせいぜい20メートルくらい)しばらく行くと花崗岩の巨石の展望台のようなところにでます。天気がよければ中休止に最適です。ここから少し行くと腰越峠へ降りる道があります。一度は降りてみたいですね。このあたりから展望が良くなってきます。尾根を右に大きく曲がっていくと国見岳と国見尾根が見えてきます。ここから少し登りながら15分も進むと国見岳の山頂です。体を冷やさないようにカッパの下にもう一枚シャツを着込んで、30分ほど昼食休憩をとりました。 国見岳−藤内小屋(2時間) ここからがバリエーションコースです。鎌尾根が難易度3だとするとここは2.5くらいかな。不動の祠あたりまではちょっと気をつけないといけません。しかし危ないところは景色もいいのであって、昼食は天候が良ければ国見岳の山頂よりも、ゆるぎ岩あたりのほうがいいでしょう。藤内小屋までは沢を何度も渡ったり、石の上を歩くことが多いのでくれぐれも注意しましょう。藤内小屋で冷えたコーラが飲めるのを楽しみに下山しましょう。 藤内小屋−蒼滝(40分) この日はおばちゃんとこへは寄らずに、蒼滝に降りました。ラーメンはまた今度ね!
このコースは、ベスト5に食い込めるくらいの魅力があると思います。歩行時間が約6時間あるのですが、バリエーションがあるので、それほど長くは感じません。紅葉の頃がいいのか、新緑のころがいいのかはわかりませんが、登山隊のメニューに加えて、年に1度は来たいものですね。
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